2024/09/09 (月)
成人式(二十歳のつどい)は、ご本人にとってもご家族にとっても大切な節目です。その大切な日を彩る振袖選びも、特別な思い出にしていただきたいと、日々願っております。
今回は愛知県知多郡武豊町から半田市の山本屋にお越しくださった、沼尾様の振袖選びの様子をご紹介します。沼尾様とご家族の振袖選び、そして最後のお悩みを解決した山本屋のサービスについてご紹介させていただきます。
普段着ている洋服とは違い、普段なかなか接点のない振袖は、はっきり好みや自分に似合うものを把握している方は稀です。沼尾様もご自身の好みがはっきりしない様子でしたので、まずはざっと振袖をご覧いただいて、気になるものをピックアップするところから始めます。お母様と妹さんは、最近人気の「くすみ系振袖」が好印象だったようです。淡いトーンのくすみカラーは、シックな雰囲気を好む方にとても人気があります。一方で、ご本人は「はっきりした色柄」がお好みのようでした。
何枚も振袖をご覧いただいたところで、お母様と妹さんがおすすめする「くすみ系」と、ご本人が選ばれた「はっきりデザイン」の振袖の2パターンをフルコーディネートして見てみようということになり、実際に着ていただきました。どちらも素敵でよくお似合いだと話していたところで、「祖母にも振袖を着た姿を見せたい!」となり、連絡してみたものの、その日はご都合がつかないとのことで、後日またご来店いただくことになりました。
別の日にお祖母様もご来店いただいたところで、前回フルコーディネートした2枚に加えて4人であらためて振袖をピックアップしていきます。お母様と妹さんは、前回同様くすみ系の振袖を何枚か選ばれ、ご本人とお祖母様ははっきりデザインの振袖を何枚か選ばれました。
その中から今回は3枚をフルコーデしてみると、確かにくすみ系の振袖も素敵でしたが、はっきり系の振袖の方が、ご本人の雰囲気にマッチしてよくお似合いでした。その後もあれこれとお悩みの結果、最終的にご本人がセレクトされた、青地にモダンな柄の振袖に決定しました。
しかし振袖を決めはしたものの、実はもう1枚捨てがたい振袖がありました。それはお祖母様が気に入っていた、黒からピンクに美しくグラデーションする中に、洋花があしらわれたデザインの振袖でした。青地の振袖の決定は揺るがないものの、どうにも後ろ髪を引かれる思いのご様子。そこで、こちらの振袖は1日レンタルという形で、前撮りの際にお着替することを提案させていただきました。
振袖の1日レンタルとは、今回のように2枚の振袖で撮影したい場合や、成人式当日はママ振袖を着用して、前撮では今風の振袖でも撮影したいといった場合におすすめのプランです。お着替え代はかかりますが、通常のレンタルプラン料金の20%でご利用いただけますので、2枚の振袖を撮影することになった沼尾様も来年の前撮りが今から楽しみだと、ご家族で楽しそうに話しておられました。
半田市の山本屋およびスタジオチチラでは、このようなお客様のご要望に沿えるよう、様々なプランをご用意しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。